株式会社電通(本社:東京都港区、社長:石井 直)と株式会社フィールドマネージメント・キャピタル(本社:東京都港区、共同代表:堀部大司、長谷川勝之)が共同運用するコーポレート・ベンチャーキャピタル・ファンド「電通ベンチャーズ1号グローバルファンド」(以下「電通ベンチャーズ」)は、「要約コンテンツ」を自動生成するプラットフォーム「Agolo」(アゴロ)を開発したことで知られるNinoh, Inc.(本社:ニューヨーク市、CEO:Sage Wohns、以下「ニノー社」)に出資しました。
電通ベンチャーズは、まだ見ぬ未来を作り出していく野心的なスタートアップ企業への投資と、投資先との協業を通した電通グループのオープンイノベーションを実現するために、本年4月に設立したファンドです。資金提供のみならず、電通グループならではの課題解決に向けたソリューションやリソースを提供することで事業や起業家を支援していきます。その第2号案件がニノー社になりました。
ニノー社は、独自の自然言語およびビッグデータの解析エンジンにより、レポート、記事、SNS投稿、ニュース、画像データなどを含む膨大な非構造化データを瞬時に分類・整理した上で再編集し、人々が知りたい「要約コンテンツ」を自動生成するプラットフォーム「Agolo」を開発しています。
電通ベンチャーズは、ますます多様化・細分化していくメディアやデバイス環境の中では、加速度的に増大する情報の中から個々のニーズにマッチした精度の高いコンテンツを自動生成できるAgoloの技術の重要性がますます高まっていくと見ています。この技術により、新しい形のメディア・コンテンツの生成やコンテンツマーケティングの自動化、またコンテンツ連動広告などのビジネス発展が期待されます。
今後、電通ベンチャーズでは、Agoloの普及と新しいビジネス開発を支援してまいります。
ニノー社ならびに電通ベンチャーズの概要は以下のとおりです。
ニノー社の概要
社名:Ninoh, Inc.本社所在地:米国ニューヨーク州ニューヨーク市代表者:Sage Wohns(CEO)従業員数:4名事業内容:「要約コンテンツ」自動生成プラットフォーム「Agolo」を開発URL:http://www.agolo.com/
電通ベンチャーズの概要
名称:電通ベンチャーズ1号グローバルファンド(Dentsu Ventures Global Fund I)ファンド総額:100億円ファンド組成時期:2015年4月運用期間:2022年3月までの7年間を予定投資地域:欧米・アジアなどの海外を中心に、グローバルに投資投資ステージ:シード/アーリーステージを中心としつつ、ミッド/レイターステージも含む幅広いバランス投資投資領域:(1)広義のマーケティング/コミュニケーションビジネスを変革しうる領域(2)上記に当てはまらなくともイノベーティブでポテンシャルの高い新領域URL:http://dentsu-v.com/
投資に関する問い合わせ先
株式会社電通 「電通ベンチャーズ」Email:info@dentsu-v.com