「電通ベンチャーズ」、最先端の食品遺伝子解析サービスを提供する米国「クリアラボ社」に出資

株式会社電通(本社:東京都港区、代表取締役社長執行役員 山本 敏博)と株式会社プライムパートナーズ(本社:東京都港区、共同代表:堀部大司、長谷川勝之)が共同運用するコーポレート・ベンチャーキャピタル・ファンド「電通ベンチャーズ1号グローバルファンド」(以下「電通ベンチャーズ」)は、最先端の遺伝子解析技術を用いて、食品遺伝子の解析サービスを提供する米国「Clear Labs, Inc.」(本社:メンローパーク市、Co-Founder & CEO:Sasan Amini、以下「クリアラボ社」)に出資しました。

食の安全への意識が高まり、食品検査規定が厳格化する中、クリアラボ社は次世代シーケンシング技術(DNAの構成成分の正確な配列を解明する技術)と独自に構築した食品・菌類の遺伝子マーカーデータベースを用い、高精度で自動化された最先端の食品遺伝子解析サービスを提供しています。

今後、クリアラボ社は食品検査サービスのみならず、食品の品質リスク予測や鮮度判定など、幅広い領域において高度な解析サービスと新しいビジネスを展開していく予定です。

一方、電通ベンチャーズは、クリアラボ社とさまざまな企業を結び付け、食品遺伝子の分析技術や食の遺伝子データベースを活用した新たなビジネス開発・商品開発等を推進していくことで、同社の事業成長を支援していきます。

クリアラボ社と電通ベンチャーズの概要は次のとおりです。

クリアラボ社の概要

社名:Clear Labs, Inc.本社所在地:米国カリフォルニア州メンローパーク市設立年月日:2014年1月代表者:Sasan Amini(Co-Founder & CEO)事業内容:次世代シーケンシングを用いた独自の食品遺伝子解析サービスの提供URL:https://www.clearlabs.com/

電通ベンチャーズの概要

名称:電通ベンチャーズ1号グローバルファンド(Dentsu Ventures Global Fund I)ファンド総額:100億円ファンド組成時期:2015年4月運用期間:2025年3月までの10年間を予定投資地域:米国、欧州・日本、アジアなどグローバルに投資投資ステージ:シード/アーリーステージを中心としつつ、ミッド/レイターステージも含む幅広いバランス投資投資領域:(1)広義のマーケティング/コミュニケーションビジネスを変革しうる領域(2)上記に当てはまらなくともイノベーティブでポテンシャルの高い新領域URL:http://dentsu-v.com/